イラク:学生たちも参加するデモが継続(1)
2019年10月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イラク:デモ参加者の女子学生が棒で殴られる…サドル潮流は早期の選挙実施を呼び掛け

【バグダード:本紙】

昨日(28日)月曜日、弾圧や実弾の使用にも関わらず、イラク人は生活環境を批判するデモを続けた。学校や大学の学生らがデモ隊に加わる一方で、サドル潮流の指導者は、国際社会の監督の下で早期の選挙実施を要求した。

イラク人権委員会は、バグダードでのデモ参加者5人が殺害され、木曜日に再開された抗議活動での死者は82人に上ると発表した。また、カルバラーでは抗議者排除のためイラク警察が実弾を使用した直後に1人が殺害されたという。

本紙は、 (ジャーナリストや目撃者といった)複数の情報筋から、「首都バグダード中心部のタフリール広場では、2日間連続で学校や大学の学生の抗議デモへの参加が見られ」、また「今日(昨日)の参加者はその前日(日曜日)よりも多かった」との情報を得た。

(2)に続く

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( 翻訳者:今中志穂 )
( 記事ID:48086 )