チュニジア:人民運動が次期政府参加に備える一方、民主潮流と尊厳連合はチュニジアの心党の排除を要求(4)
2019年11月15日付 al-Quds al-Arabi 紙


■人民運動は政府に参加する準備ができており、「民主潮流」と尊厳連合は「チュニジアの心党」の排除を要求する

【チュニス:本紙】

労働党の前指導者アブドゥルジャバール・ムッダワリー氏は、議会で起きたことについて以下のようにコメントした。「議会で起きたことは政治の誤魔化しである。宗教や信仰を持たない政治家を国民はどうして信じられるだろうか?政治家たちは行ってもいないことを語り、たった一夜で言うことを変えてしまう。ほんの一週間前、我々はチュニジアの心党とナフダ運動による相互応酬を確認していたところが、今日では両者が手を取り協力している様子が窺える!」。

政治研究者で活動家でもあるアミーン・ブーアズィーズィー氏は以下のように書き留めた。「『尊厳連合』という存在は、その構成員による演説技能の訓練の欠如のために、同党の発表において大きく失敗している。同党は、彼らのことを、イデオロギー的特色を失わないまま、チュニジアで起こった犠牲を表現しているとみなすすべての人に手を伸ばした。今日の同党の選挙構造は以前に人々が選んだものではなく、もしサイフッディーン・マフルーフ教授のナルシシズムがなければ全く違ったものになっていただろう。この存在がさらされているすべての非道は同党の構成員の典拠によるものではなく、まさに同党がへつらいや計算なしにありのままの立場を表明していることがその理由である。同党の構成員が選挙と憲法に傾向していることは、党自身によく働き、それを過激派と呼ぶ人々に対する口実として作用する」。

首相の候補者についての発表の後、ナフダ運動は(他の)政治的要素が政府に参加するよう説得するための新たな交渉に入ることが必要である。とりわけ、新しい議会において得られる確実にするために、選挙で勝利した団体と交渉することが必要である。

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( 翻訳者:大西由莉 )
( 記事ID:48109 )