イラク:イラン製品の不買運動が広まる
2019年12月11日付 al-Mudun 紙

■#イラク製品を買おう:イラン製品の不買運動、商人はイラン製品を破壊

【本紙】

イラン製品の不買運動を呼びかけるキャンペーンの開始から約1ヶ月が経過し、イラクの活動家は国産品の消費を促進するため新たなキャンペーンを開始した。デモが行われている広場でキャンペーンのスローガンを掲げる抗議者の写真がSNSを通して拡散された。

「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」や「アムネスティ・インターナショナル」を含む国内外の人権団体が指摘したところによると、今年10月に始まった抗議行動は、イラク当局と結びつきがあったり、イランの手先であったりする民兵が武力を行使する中で、政治改革とイランへの従属の終結を要求しているという。

抗議者や活動家は政府がイラン製品に対して便宜を図っていることを批判している一方、「#イラク製」や「#イラク製を買おう」などのスローガンを用いる新たなイニシアディブが大きく広まっている。活動家は、「イラクの農業及び産業部門は組織的な破壊行為にさらされ、数百の工場やプラントの閉鎖につながり、それがイラン製品を資する結果となった」と語った。活動家はイラン製品を粗悪品だと評し、本来の管理体制に従うことなく、非合法な方法でイラクに流入しているという。

(後略)

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( 翻訳者:中村観月 )
( 記事ID:48237 )