上手に、経済的に給油しよう/上手なガソリンの使い方
2019年11月15日付 Hamshahri 紙


給油には興味深いポイントとコツがいくつかあります。これを使えば自動車を長持ちさせることが出来るだけでなく節約することも可能です。ここではそのポイントの一部が紹介されています。

How can uによると、化学的根拠に基づく給油のコツや、ガソリン特有の物質について、またガソリンスタンドに長期勤務経験のある店員が解説するポイントを読むことが出来ます。

① 朝に給油する
気温が低い早朝に給油するのがおすすめです。というのも、ガソリンスタンドで全てのガソリンタンクは地下に埋められているため、気温が低ければ低いほどガソリンはタンク内で圧縮されるのですが、高い気温のもとでは、このガソリンの濃度はすぐに低くなってしまい、タンク内でガスと蒸気が分離してしまうのです。そのため、メーターが表示する数字がガソリン量だけではなく、そこには蒸気と空気も含まれているのです。その空気とガスの料金もガソリンの値段として支払わなくてはならないのです。この主のタンクローリー、中でもガソリンや軽油を運ぶタンクローリーの運転手の多くはこの点に注意しながら給油しているのです。

② タンクローリーがガソリンを補給しているときに給油しない
しばしばガソリンスタンドに行くと、タンクローリーなどがガソリンを補給しているでしょう。すべてのガソリンスタンドでは巨大タンクローリーと地下貯蔵タンクが地下で接続し、定期的にタンクローリーによってこの地下貯蔵タンクにガソリンが補給され、私たちはそこから給油しています。ガソリンスタンドの店員または専門家専門家が給油時にすべきではないと指摘するのは以下の点です。
タンクローリーがガソリンを地下タンクに補給する際、ガソリンは圧力でタンクの方へ流れますが、このとき、補給口から流れ出るガソリンの圧力の影響で、補給されるガソリンとタンクの底に溜まっているガソリンが混ざってしまい、タンクの底に溜まっていた不純物や粒子がタンク上部に上がってきてしまいます。すると給油をする時にこの不純物を車のガソリンタンクにいれてしまうことになり、トラブルの原因となってしまうのです。

③ 燃料タンク内のガソリンが半分の時に給油しましょう。
専門家たちは以下のように説明している。
ガソリンが底をついてから給油することがないようにしましょう。タンク内のガソリンが大体半分か三分の一ほどになったら給油しに行きましょう。ガソリンはすぐに蒸発してガスになってしいます。タンク内にガソリンが少ないほど空気を多く含む状態となり、結果的により多くのガソリンが、特に気温が高いときにタンクの中で蒸気となり、使う前に無くなるという事態になってしまうのです。タンクの蓋を開ける時、特に夏には、ガソリンが蒸気になってしまったのを経験したことがあるはずです。貯蔵タンクにはこういった無駄を地下で制御する装置が備え付けられているのですが、車のタンクにはこの装置は備え付けられていないため、ガソリンタンクを空にしないことが結果的に無駄を小さくすることになるのです。

④ 給油レバーを力強く握らない
ガソリンスタンドの給油レバーに注目してみましょう。大抵給油レバーには弱、中、強の三つのメモリがあり、それはガソリンがタンクへ入る勢いを表しています。
この勢いを小さくするよう努めましょう。大抵のガソリンスタンドの給油ホースには蒸気を戻すシステムが搭載されており、勢いよく給油したり取手を最大限まで握ることによって、蒸気となってしまったガソリンがそのシステムにより地下タンクに戻されます。ガソリンは再び液化してホースで吸引され、また蒸気となったガソリンが戻されるのです。表示される数字はガソリンだけのものではなくガソリンの蒸気も含むものであり、それも含めガソリン料金を払わなければならないのです。

⑤ ガソリンメーター盤の矢印に注目しよう
新しい車に乗った時、またはその他の理由で、給油の際に正しい給油機を選ぶのに燃料タンクがどちら側にあるかわからない時がよくあるでしょう。そんなときは数秒ガソリンの燃料メーター盤の上に描かれた矢印を見れば、給油タンクがどちら側にあるのか分かるでしょう。実際、メーター盤の矢印は燃料タンクの方向【訳注:給油口が左右どちらについているのか】を表しています。

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( 翻訳者:A.T. )
( 記事ID:48323 )