サウジアラビア:皇太子はハーショグジー氏殺害事件で側近を無罪とする(2)
2019年12月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、自身の側近をハーショグジー氏殺害事件から解放させる:5人の容疑者に対して死刑判決が下されたが、カフターニー氏とアスィーリー氏、ウタイビー氏は不起訴となった

【イスタンブール:本紙】

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の報道官は、次のように述べた。「サウジアラビア人ジャーナリストであるジャマール・ハーショグジー氏殺害に関して、サウジアラビアの裁判所が下した判決は『スキャンダル』であり、『数ヶ月にわたる極秘の聴聞会の後で』なされたものである」。

トルコの公式通信社であるアナトリア通信によると、ファフルッディーン・アルトゥーン氏は次のように述べた。「プライベートジェットによってイスタンブールへ死の部隊を派遣し、ハーショグジー氏に対する死刑通告書に署名し、殺害後の遺体を隠し、犯行の形跡を消し去ろうとした、かの者たちは免責を与えられた」。

アルトゥーン氏は、「一部の情報機関職員(のみ)がこの犯罪を犯したといった主張は、世界中の有識者の中で嘲笑の的となった」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:今中志穂 )
( 記事ID:48333 )