イスタンブル空港、36言語でサービス
2020年01月10日付 Hurriyet紙


イスタンブル空港では外国人利用客がコミュニケーション上で問題を被らないように、空港の35カ所で36言語・80方言に対応した利用者向けの「即時翻訳サービス」を開始した。英語・フランス語・スペイン語など広く使用されている言語の他、ロシア語・ペルシア語・朝鮮語・デンマーク語・チェコ語・ウルドゥー語など合計36言語を網羅する翻訳サービスについて、利用客からは満足の声があがっている。

トルコ最大の外国への玄関口であるイスタンブル空港で、利用客に問題を解決するためにテクノロジーを提供するプロジェクトに新たなものが加わった。イスタンブル空港を管理・運営するIGA社は、ターミナル全体で対面でのサービスを提供する35のインフォメーションカウンターで、36言語・80方言に対応した「即時翻訳サービス」の運用を開始した。

■音声もしくは文字での翻訳

インフォメーションカウンターにいる職員と利用客の間で使用される翻訳サービスは、全てのカウンターに設置され、特別なソフトを搭載したタブレット端末によって実施される。利用客は、タブレットのパネルに表示された36言語・80方言の中から使用する言語を選択し、マイクに向けて話すことでカウンターの職員とコミュニケーションをとることができる。翻訳されたメッセージはスピーカーを通じて発声され、タブレットの画面にも表示される。

■「利用客の言語面での問題を完全に解消する」

IGA通信事業部長のエルスィン・イナンクル氏は、2か月前に試験運用を開始し成功したこのプロジェクトについて「イスタンブル空港で新たなテクノロジーの導入を開始した。これは即時翻訳システムといい、空港の35の地点で利用客にサービスを提供する。このシステムの基本的な目的は、空港を訪れるあらゆる国の人々に対して即時翻訳サービスを提供するということだ。インフォメーションカウンターでは、職員が複数言語でのサービスを提供しているが、36言語・80方言でサービスを提供するこのテクノロジーによって、言語面での問題は完全に解消される」と述べた。

■「世界の空港の新しいテクノロジーのうちの1つだ」

イナンクル氏は、インフォメーションカウンターでは利用客が話す言語を選択できるタブレット端末があるとして、次のように述べた。

「利用客はタッチパネルで言語を選択して話すことができる。話した内容は36の言語に翻訳され、カウンターの職員は利用客に対し、トルコ語もしくは他の言語で返答できる。このおかげで、相互にちゃんとしたコミュニケーションをとることができる。これは非常に革新的なテクノロジーだ。我々は空港造りを特別なデザインで進めている。カウンターの側にはマイクとタブレット、利用客の側にはタブレットがある。また、翻訳を行うソフトウェアが必要だ。これはイスタンブル空港、また世界の空港にある新しいテクノロジーの1つだ。」

■利用客が即時翻訳サービスを高評価

一方、母国語以外の言語を理解せず特にコミュニケーションが難しい利用客にとって大きな手助けとなる即時翻訳サービスは、利用客から高い評価を受けた。

■朝鮮語からヒンディー語、ペルシア語からマレー語まで

即時翻訳サービスでは、英語・フランス語・スペイン語など世界で広く使用されている言語を含む36の言語に対応している。これらの中には以下のようなものがある。

中国語、日本語、朝鮮語、タイ語、テルグ語、タミール語、ヒンディー語、インドネシア語、ベトナム語、マレー語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、 カタルーニャ語、オランダ語、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語、フィンランド語、ロシア語、カザフ語、チェコ語、ポーランド語、ハンガリー語、スロバキア語、クロアチア語、ブルガリア語、ルーマニア語、アラビア語、ヘブライ語、スロベニア語、ウルドゥー語

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(翻訳者:神谷亮平)
(記事ID:48405)