シリア:親政権民兵がマアッラト市を制圧
2020年01月25日付 al-Mudun 紙

■ロシアが支援する親アサド政権民兵はマアッラト市の門に立ち、門を焼き払う

【本紙:N.P.】

ロシアが支援する親アサド政権民兵は土曜日、イドリブの南東に位置するマアッラト・ヌウマーン市の東部郊外にある複数の拠点や町を制圧し、アレッポとイドリブの郊外の町にある反体制派の拠点に対し軍用機やヘリコプターを用いた爆撃を続けている。

親政権民兵は金曜夜から土曜にかけて、イドリブ南東のマアッラト市郊外での戦闘を再開し、武装した反体制派の複数の拠点を四方から攻撃した。同市の包囲網により接近するため、最も激しい地上攻撃はマアッラト市東部の郊外にある主要な2箇所に集中した。また民兵は、アブー・ズフール地域西部のアブー・ジャリーフ、クルスィーヤーンへ向け、反体制派の防御を封じ込め、分断させるために他の2箇所に対しても攻撃を行った。

ダイル町の東部では土曜未明から深夜まで、民兵と反体制派の間で激しい戦闘が続いた。激しい地上及び空中戦火の下、民兵は反体制派を撤退させ、同町を制圧することに成功した。また民兵はマアッル・シャマーリーン町北部に向け攻撃作戦を続け、軍用機による20回以上の爆撃の後、実質的な制圧を果たした。

(後略)

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( 翻訳者:金子将己 )
( 記事ID:48495 )