エラズー地震、8つの特別捜査開始
2020年01月31日付 Hurriyet 紙


エラズー県の共和国主席検察官は、「倒壊した各ビルに関係して7件、そして損傷が確認された全ての建物について1件、計8件の捜査が開始された」と表明した。

説明では次のように述べられた。
「エラズー県スィヴリジェ郡を震源地として2020年1月24日、20時55分に発生したマグニチュード6.8の地震で、合計38名の群民が死亡した。(うち34名は倒壊したビルの下敷きになり、3名は心臓発作により、そして1名は頭部への瓦礫の落下が原因である。)

県中心部のスュルスュリュ区では崩壊した建物1棟で14名、ムスタファパシャ区では崩れた建物2棟で14名、ゲズィン村では崩れた建物1棟で3名、スィヴリジェ郡のチェヴリムタシュ村では崩れた建物2棟で各1名、同郡ウルンジャク村では崩れた建物1棟で1名が亡くなったことが、それぞれ確認された。

倒壊した各建物に関して7件の捜査が開始された。また損傷が確認された全ての建物について、これとは別に捜査が開始され、計8件の捜査において証拠収集のプロセスが継続中だ。捜査にあたり任命された専門家らは、倒壊した、あるいは損傷を受けた建物からコンクリートのサンプルを採取した。調査は、現在も続いている。倒壊した建物の建設に責任のある個人ならびに法人を特定するため、地方行政機関へ(建設)許可証とプロジェクト、計画と概略図写しの請求が行われた。

地震発生後に、ソーシャルメディアで見られた公共の安寧を脅かすような投稿や個人に関しても、別の捜査が開始された。これに加えて、『自宅が被害を受けた市民が賃貸住宅を探しに来るので、住宅の賃料が大幅に値上がりした』という訴えを調査するため、さらに別個の捜査が開始された。改めて、亡くなった人々にアラーの慈悲を乞い、亡くなった人と近しい人にはお悔やみを申し上げる。そして怪我をした皆さんの回復を願っている。」

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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:48498 )