武漢から帰国のトルコ人等64人へ厳重隔離体制
2020年02月02日付 Hurriyet 紙


中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスの流行によって、昨夜(1日)トルコへ移送された42人と、その避難に携わった20人からなる一団に対し、隔離が始められた。62人はアンカラのゼキャーイー・ターヒル・ブラク女性健康教育研究病院に搬送され、14日間、管理下に置かれる。
新型コロナウイルスの流行が発生している中国の武漢市で暮らすトルコ人32人、アゼルバイジャン人6人、ジョージア人3人、アルバニア人1人が、昨夜、救急航空機に改造された軍の輸送機でアンカラに移送された。航空機の乗員は、技術チーム、医療スタッフ、乗客を含む合計62人で、17台の救急車でゼキャーイー・ターヒル・ブラク女性健康教育研究病院に搬送された。

62人に発症の兆候は見られず、特別に用意された他の病人のいない病院で14日間個室で観察下に置かれる。病院にいる人々が使うものはそれぞれ個別のものが与えられ、全てのごみは「医療廃棄物」とみなされて、特別な袋に入れて廃棄される。さらに病院で働く医療スタッフも、マスク、消毒剤、エプロン、眼鏡といった装備で保護される。

一方、この隔離のために、病院周辺では厳重な安全対策が敷かれた。病院の前で勤務する警察のチームがマスクを身に着けている姿が見られた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:48507 )