中国在住トルコ人、中国擁護メッセージを新聞に発表
2020年02月27日付 Hurriyet紙


コロナウィルスの蔓延に全世界が警戒し、高レベルの対策が取られているなか、中国在住のトルコ人らが新聞広告で「恐怖を煽らないで」というメッセージを発表した。匿名を希望し、メディアで話すのではなく新聞でメッセージを発表したトルコ人たちは、「トルコにも他の国々にも、人々をさらに恐怖させて事態を大きくし、それにより利益を得ようとする者たちがいる。彼らの思うつぼになるな」と発信した。

世界保健機関(WHO)が「各国はコロナウィルス対策をしてください。ウィルスの危機はすぐそこまで来ています」と発表して以来、全世界でコロナウィルスに関する対策措置が高いレベルでとられた。しかしウィルスが発現した中国に住むトルコ人の一団が、「蔓延を経て春は必ずやってくる」というタイトルで新聞の啓発メッセージを発表した。

■「中国政府への我々の使命であり、心に浮かんだことを話した」

メッセージを掲載した会社を介してドアン通信社(DHA)がコンタクトをとったトルコ人らは、インタビューには応じたくないが、「心に浮かんだこと」をトルコの新聞で発表するのはより正しいと思っていると述べた。

トルコ人の一団のなかには、20年間中国で生活している者もおり、一団は新聞で次のように発表した。
「この文章を中国在住のトルコ人の一団として公表することは、中国政府に対する使命だと思っているため、書かなければならないと判断した。残念ながら人類は自然と対峙したときに自らの無力さを理解する。中国政府は、この流行が始まったときから現在まで、とても強い覚悟で厳密な措置を取ってきた。地域的な隔離は、実際は人々に外出を控えるよう勧めることだ。これは流行を防ぐにあたり最も重要な理由の一つだ。」

■「他の国だったら跡形もなかっただろう」

彼らは、中国政府が取る厳しい措置は正しく適切だとして、次のように述べた。
「もし今まで、外出証を持って家から出ていなければ、外出の度に取り調べされていなかったら、一部の場所への出入りが禁止されていなかったら、事態は一層絶望的なものになっていたかもしれない。中国政府はとても見事で明瞭な施策を取った。これほどたくさんの人がいる国で、こうした規制を行い、短期間で流行を防いだことは評価に値する。アッラーのご加護あれ。他の国であったら、このウィルスの流行はその国を跡形もなく消していただろう。」

■「恐怖を煽らないで」

トルコに対し「恐怖を煽らないで」とメッセージを送った中国在住のトルコ人たちは、新聞に次のように書いた。
「人々を一層恐怖させて事態を大きくし、それにより利益を得ようとする者たちの思うつぼになるな。今は一丸となって団結するときだ。このウィルスは中国のものではない。私たちはここで暮らすトルコ人として(20年住んでいる者もいる)このような野生動物が食べられるのを見たことがない。14億人の社会のなかにいるたった一頭の『黒い羊』のために、すべての中国人を責めるのは我々に相応しい行為ではない。多くのトルコ人が中国人と結婚しているし、彼らの子どもたちも中国のパスポートを持っているのだから。」

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(翻訳者:金戸 渉)
(記事ID:48602)