テヘランの動乱の犠牲者と抗議の犠牲者は別物
2019年12月01日付 Hamshahri紙


 テヘランのイスラム革命防衛隊、預言者ムハンマド部隊Sepāh-e Muḥammad Rasūl allāh (Ṣ)司令官モハンマドレザー・ヤズディー准将は、逮捕された人間の一部は富裕層であった述べ、「市民生活に関する要求は、無視できない正当なものである」と強調した。

 イラン国営通信によると、同司令官は本日開催されたテヘラン市議会に出席し、最近の[訳注:ガソリン値上げに対する]抗議運動と「殺された人々全員が暴徒ではなかった」との大統領顧問による表明への反応について、次のように述べた。「我々軍人も一部が、衆人環境の中で暴徒によって背後から撃たれている。小官は、次の点を強調する。一部は確かに扇動者であった。殺害された人々を調査し、遺族から事情を聞いている。扇動者たちと民衆を分けたように、破壊工作に関わって殺された者たちと他の被害者は分けられる。」

【アーシュナー大統領顧問「全当局者は、殺害された人々が無罪であると説明しなければならない」】

 ヤズディー准将は、現場で一部の人々が治安部隊の誤射によって殺された可能性は全くないのかという質問に答え、次のように述べた。「これについては確認しているところだ。現在のところ、それを肯定も否定もしない。しかし人々がどんな理由で殺されたかについて慎重に捜査している。」

 貧困のために街頭にやってきた人々は、抗議に参加する権利があるのかという質問に対し、ヤズディー司令官は「通常、市民生活に関する要求は誰も否定できない正当なものである。デモを行った者たちは、他の市民と分けて考えなければならない。我々は、[被害者の内]デモに加担しなかった市民を確認している。また、逮捕されたうちの何人かは、富裕層であった。金銭的心配が全くない人たちだ。彼らは、ただ扇動のためにやって来ていた。または外国から支援か指示を受けていた。」と答えた。

 テヘランの軍司令官は、一部の人々が怒りに任せて敵の片棒を担いだと説明できるのか否かとの問いに対し、「そのようではない。初日は静かな抗議活動であったが、一部が状況に流され、放火を始めた。あちこちで市民が彼らに反対して、破壊をやめさせようとしていた動画すらいくつも存在する。我々は抗議に来ていると言えば、ならなぜ、あなたたちは銀行に放火しているのかと市民が、言い合っている。分別ある人間が、果たして生活苦からガソリンスタンドに火を放つというのか」と答えた。

 破壊活動が世界中で抗議活動の基本的パターンなのではないかと尋ねられたヤズディー准将は「いいえ、我が国を他国と比較するのは正しいことではない。比較してはならない。我が国民は良識ある人々だ。国民は誰が他国の利益のために動いているのか、そして世界が我が国を混乱させるためにどのように手を組んでいるかをわかっている。我が国民をフランス人と比較するのは正しいことではない」と述べた。

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(翻訳者:KS)
(記事ID:48616)