エルドアン・プーチン会談、3月5日モスクワで実施へ
2020年03月01日付 Milliyet 紙


最新情報によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談する日程が明らかになったという。2首脳の会談は3月5日木曜日にロシアの首都モスクワで行われる予定だ。

特にイドリブでの最近の出来事とシリア政府側の攻撃によってトルコ兵34人が犠牲となった後、2国間での外交折衝も加速していた。

情報によると、モスクワ側は、イドリブ問題に関する新たな地図を求めている。フルスィ・アカル国防相とハーカン・フィダン国家情報局(MİT)長官を含む代表団には、メヴリュト・チャヴシュオール外相も参加するという。この3名は、会談の1日前にモスクワに向かうと見られている。

■「我々の前から退いてほしい」

エルドアン大統領は昨日(2月29日)、イスタンブルの大統領府ドルマバフチェ・オフィスでイスタンブル選出の国会議員らと面談を行い、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と行った電話会談に言及して、次のように説明した。

「プーチン大統領にも伝えたが、『あなた方がイドリブに何の用があるのか?もし基地を作るなら、基地をまた作ればいい。だが今はイドリブで我々の前から退き、シリア政府側と直接向き合わせてほしい。我々もシリア政府側とやるべきことをやる』。もちろん、彼らは『撤退した』とは言っていない。これによって得るものは何なのか。我々がこれを解決できたのできたのではないことを信じてほしい。つまり、2・3ヶ所の基地、タルススの海軍基地と2ヶ所、つまり(シリアの)ラタキアのともう1つの基地に、1つはフメイミムを含む基地があるが、これらは我々にとって問題ではない。昨夜トランプ大統領が言っていた。『シリアでプーチン大統領に何を期待することがあるのか?何を望むことがあるのか?』と。これらのことを言った後、私はさらに『カーミシュリーでの原油の事件はこれらのものだ』と言った。『そこに原油があるのか?』とトランプは言い、私は『原油はある』と返した。『だが、ダイル・アッザウまであるわけではない』とも言った。その後このような現状と直面している。しかし我々にはこのような問題はない。我々は原油にもシリアの領土にも悩ませられてはいない。我々はただ安全な地域と我々の国境の保障を望んでいるだけだ。」

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:48619 )