レバノン:政府はロスチャイルド系企業を含む12社に援助を求めている(3)
2020年02月21日付 al-Mudun 紙


■レバノンはイスラエル建国に貢献したロスチャイルドに援助を求めている!

【本紙:イッザ・ハーッジ・ハサン】

200年前に設立され、世界市場に参入したロスチャイルド・グループが、彼らが現在の企業で、レバノンが財政面での助言を求めた現行企業と異なると考えるものは誰もいない。むしろ、それはロスチャイルド家の企業の延長である。現在のポストの大部分を、代表取締役のアレクサンドル・ド・ロスチャイルドを含むロスチャイルド家出身の人々が占め、デービッド・ド・ロスチャイルド、エリック・ド・ロスチャイルド、アンソニー・ド・ロスチャイルド、アリエル・マラード・ロスチャイルドのそれぞれが高位の管理職に就いているほどである。また彼ら以外にも、多くの同家メンバーがグループに所属している。

もしレバノンが、何らかの手段によってイスラエルの存在に貢献し支えるグループ・企業をボイコットしなければならないとすれば、宗教的アイデンティティー如何ではなく、彼らのイスラエルと深く基礎的なつながりを問題視して、こうしたユダヤ系企業に援助を求めるのを断念すべきであろう。レバノンには12社の代わりに11社に対して財政面での助言を求めさせるのがよい。

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( 翻訳者:佐藤竣介 )
( 記事ID:48632 )