レバノン:ハリーリー党首がコロナウイルスに対する真摯な対応を呼び掛ける
2020年03月12日付 Al-Nahar 紙


■サアド・ハリーリー党首「状況はこれ以上の悪化に耐えられず、最大の真剣さをもってコロナウイルスの対処にあたらなければならない」

【ベイルート:本紙】

ムスタクバル潮流のサアド・ハリーリー党首は、自身のTwitterアカウントを通じて以下のようにツイートした。「状況はこれ以上の悪化に耐えられない。コロナウイルスの対処にあたっては最大の深刻性が必要とされる。起こった過ちはすでに我々の後方にある。我々の前にあるのは、伝染病に対処するため国家の、医療機関の、そして市民団体のすべての努力を呼びかけることだけである」。

同氏は「ウイルスの危険性は宗教的・政治的アイデンティティによらない。また、健康上の要項が、感染が確認されている区域・地域における非常事態宣言や移動禁止令を必要とするのならば、ためらうことはない」と続けた。

さらに同氏は「ラフィーク・ハリーリー大学病院の医療スタッフやすべての労働者、およびレバノン赤十字チーム、そして伝染病に対処するための施設の設立に着手したすべての医療機関」に対する敬意を表した。

الوضع لا يحتمل أي مزايدات والتعامل مع الكورونا يتطلب أقصى الجدية . الاخطاء التي حصلت أصبحت خلفنا وأمامنا فقط استنفار كل الجهود بالدولة والمؤسسات الصحية والمجتمع الأهلي لمكافحة الوباء. ١/٣

— Saad Hariri (@saadhariri) March 12, 2020



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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:48659 )