メッカ小巡礼からの帰国者1万人、隔離措置
2020年03月15日付 Hurriyet紙


メディナからアンカラやコンヤへ戻った小巡礼の人々が、健康チェックを受け隔離されるために学生寮へ移された。青年スポーツ省から、小巡礼から戻った人々をコンヤとアンカラの寮に隔離することが発表された。アンカラで3ヶ所、コンヤで2ヶ所の学生寮が隔離施設として準備されるという。隔離される人の数は1万330人となることが明らかにされた。
 
青年スポーツ省は、小巡礼から帰国した市民を新型コロナウイルス(COVIT-19)対策の一環でアンカラとコンヤにある数カ所の学生寮に隔離すると発表した。

同省は会見で、小巡礼のためにサウジアラビアを訪れた市民を帰国後14日間隔離する場所の必要性が増していることを強調し、「この状況の中、奨学金・寮施設協会総局管轄のアンカラとコンヤの数ヶ所の寮を、小巡礼から戻った市民たちが隔離期間に滞在できるように整備し、この隔離プロセスを始めた」と述べた。

会見では、「大学が3週間の休暇期間となり、寮の大部分は空室となっている。残っている少数の学生も他の寮に移ることができ、いかなる不利益も生じない」と述べられた。

アンカラの寮の名前と、滞在する人数は下記の通り。
・シェヒト・オゼル・ハレキャート:2064人
・ミッリー・イラーデ:1880人
・ギョルバシュ:1448人
合計:5392人

コンヤの寮の名前と滞在する人数は下記の通り。
・ターヒル・ビュユッキョリュクチュ:2228人
・クタルムシュオール:2710人
合計:4938人


■アンカラ知事の発表

アンカラのヴァスィプ・シャーヒン知事は、ツイッターで発表を行い、小巡礼から戻った人々の大部分が学生寮に留められることを明らかにした。シャーヒン知事は、「小巡礼から戻った市民の大部分を、14日間迎え入れることになる学生寮に滞在させた。ゲストたちとその近親者のご理解と協力、受け入れた機関とそこで働く献身的な人々の尽力に感謝している」と述べた。

■4機がさらにアンカラに到着

メディナからアンカラへやってくる小巡礼帰りの人々を乗せた4機の飛行機が、さらにエセンボア空港に着陸した。巡礼者たちは、健康チェックを受け、隔離のため3ヶ所の学生寮に送られる。

■対策のため隔離

小巡礼旅行から戻った市民は、機内で行われた健康チェックのあと、対策を目的とした隔離のためアンカラ広域市のバスでギョルバシュの3ヶ所の学生寮に送られた。ここに送られた小巡礼の人々は、前もって彼らのために無人にされていた学生寮で14日間経過観察をされる。一方、警察が寮に続く道を安全のため封鎖しており、交通は別の経路で確保されている。

■寮を無人にし消毒

夜の遅い時間に、寮の学生たちに連絡が行われ、学生たちに寮を出るよう求めた。これを受けて寮の学生たちは大慌てで準備をし、私物を持って外へ出た。学生たちは、寮の前に来たバスでアンカラバスターミナルや他の寮に送られた。

■大統領報道官:無力感やパニックはなく、対策を

イブラヒム・カルン大統領報道官も、小巡礼から戻った人々の隔離についてツイッターで発表した。カルン報道官は、次のように述べた。
「小巡礼から戻った市民の健康状態を確認し、学生寮に隔離した。保健省の対策とアドバイスに粛々と従おう。コロナウイルスとの戦いにおいて、無力感やパニックではなく、対策をする。これは我々全員の共通の責任だ。」

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:48667)