欧州からトルコへ、帰国の波
2020年03月17日付 Hurriyet 紙


メヴルト・チャヴシュオール外務大臣は、コロナウイルス対策の内、欧州からトルコへ帰国する者に関する発表で、欧州9カ国に住むトルコ国民3614人を今日夜半に引き戻すとした。この発表を機にドイツにいるトルコ国民が帰国し始めた。

WHOが新たにヨーロッパをコロナウイルスの感染の中心地として発表したことを受け、ヨーロッパからトルコへ帰国を求め、外務省に申し出た人々は、その日のうちに、ハンブルグ、ドゥッセルドルフ、シュトゥットガルト、フランクフルト、ニュルンベルク、ケルン、ベルリンの各都市の空港からトルコに向けて出発する。

在外公館に帰国希望を申し出た人々が今日、ドイツの空港を出発し始めた。これらのフライトは、大使館による「トルコ帰国希望者リスト」に基づいて計画され、トルコ航空のみの運航となることがわかった。

ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフからは、現地時間で午後14時05分発と17時50分発の二つの便で帰国者をトルコに運ぶことが述べられた。同州のケルン市にあるケルン・ボン空港からは一便が帰国希望者を乗せて運行するという。現地時間で10時05分にミュンヘンから出発する飛行機にも、乳児2人を含む108人の帰国者が搭乗することが分かった。

一方で、トルコ人の中には帰国を希望しない者もいる事が明らかになっている。

これらの便が離発着する空港のある全ての都市の領事館職員らも、トルコ人の助けになるべく準備を進めている。

帰国者は帰国後、イスタンブールとコジャエリにある宿泊施設で隔離される予定である。

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( 翻訳者:榎本恵実 )
( 記事ID:48677 )