モロッコ:リーフ運動のメンバーがハンガーストライキを中断することを決定
2020年03月18日付 al-Quds al-Arabi 紙


■リーフ運動のメンバーがコロナウイルスの蔓延に従ってハンガーストライキを中断することを決定

【ラバト:本紙】

リーフ運動に所属する拘留者の一人は昨日火曜の夜、27日間に及ぶ断食の後、同氏が「悲惨で非人道的」と形容した刑務所の状態に抗議するハンガーストライキを中断することを決定した。拘留者らは、人権機関や団体に対し自身らの命を守るよう訴え、上記の決定を下した。 また彼らは、コロナウイルスの蔓延を鑑み、同運動に所属する拘留者らを釈放するよう要求した。

リーフ運動の拘留者らは「一堂に集まる権利、医者の完備、封鎖・制限の解除、家族による訪問の許可、通話の許可、本・新聞・雑誌の許可、刑務所内の医療状況の改善」を含む基本的権利を守るため、ハンガーストライキを行った。

モロッコ人権団体連合は、男女問わず市民を保護し、伝染病の予防を行い、またこれを治療するために、公的機関および保健当局が講じたすべての措置に対する支持を表明した。また、コロナウイルス危機やこれに起因する困難によって、すでに国内の経済的・社会的悪条件の影響下にある貧困層に対し、さらに状況を悪化させるよう働く動きに対して警告を行った。

(後略)

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:48681 )