トルコ映画:映画『ノアの丘』プレミア試写会が開催
2020年03月04日付 Hurriyet 紙


全俳優陣が一堂に会して、ヴァド・イスタンブル・ショッピングモール(AVM)における上映の前に発表を行った監督のジェンク・エルトュルク氏は、非常に興奮をしているということを表現して、『ノアの丘』は長い道のりの最後に、観客と邂逅する準備を整えています。執筆を始めた最初の日から、夢に見たような人々と仕事を行いました。最初の映画を製作した映画監督として大きなチャンスであり名誉でした、私にとって。ハルク・ビルゲネル氏、アリ・アタイ氏、ハンデ・ドアンデミル氏、メフメト・オズギュル氏、アルン・クシャクスズオール氏とその他の俳優陣の友人たちと仕事をすることは。私はとても興奮しています。観客たちと邂逅できるその日を待ち焦がれています。」と語った。

主役の俳優であるハルク・ビルギネル氏は、シナリオを初めて読んだ時に非常に気に入ったということを強調して以下のように語った。「例え何があったとしても、この映画で演じたかったのだと言いました。とても幸運なことに都合を合わせることが出来て、演技が出来たのです。私は大喜びで仕事をしたのです。観客たちと邂逅する際にもまた、彼らが愛してくれる映画であるようにと願っています。その他の俳優陣の友人たちと、アリ・メフメトとハンデ氏と共に仕事をすることで、私は非常に大きな幸福を感じました。何人かの人々とは、初めて私は一緒になったのです。非常に素晴らしいものでした。あなたたちもどうか、気に入ってくださりますように。」

俳優のハンデ・ドアンデミル氏は、作品がフェスティバルの期間の後に上映されて観客と邂逅するのは、非常に有意義なことである、と強調して「素晴らしいメンバーと一緒になることは、私にとって誇らしいことです。最初に脚本を読んだ際には、私をとても興奮させる物語となりました。そのため、その中に居場所を見出すことは非常に幸福なことでした。願わくば皆様がこの映画を愛しますように、気に入ってくださりますように。」とコメントをした。

■「未来に対して、非常に確かな遺産を残しました」

映画において演じた役割と共にトライベッカ映画祭と国際ボアズィチ映画祭において「最優秀男優賞」を獲得したアリ・アタイ氏も素晴らしいメンバーと共に仕事を行ったという事を強調して、以下のように語った。「非常に素晴らしく、そしてまた重みのある物語です。
議論を重ねて、更に悩みぬいて、話を重ねながら、あるメンバーと仕事をすることで、非常に素晴らしい形で実現ができたと私は考えています。後世にも残る物語であると考えています。私にとって、最も重要な部分はこれなのです。素晴らしい俳優の方々と、初の監督作品を撮った素晴らしい監督の方と、素晴らしい物語を物語ろうと尽力しました。初めてこの作品を鑑賞した時には大好きになりました。脚本を読んだ時にも、大好きになりました。
結果がこのようになるということは、実際のところおおよそ予想がついていました。
更には私が予想していたものよりも少し上の結果となりました。」

成功した役者であるメフメト・オズギュル氏は非常に素晴らしい仕事を行ったと述べて、「最も重要なことは、私たちが行った仕事は、将来に残した、非常に確かな一つの遺産であると考えています。将来の私たちがもう息をしていない時に、そこに生きる人々が、この映画を鑑賞することで、私たちに対して素晴らしい考えをもってくれることを願っています。実際のところこれ以上望むことはありません。『ノアの丘』についてもう言えることはそれほど多くはありません。最上の仕事であり、最高なメンバーと仕事を行いました。この続きが出来ればよいと願っています。」

映画は、死の瀬戸際に瀕した父親の「ノアの木」の下へと埋葬する望みを実行するために父親と共に村へと帰還したオメルが、父親とまたその過去と対峙し清算する姿を描いている。


『ブラック・スワン』と『ピ』というタイトルの映画が話題となったダーレン・アロノフスキー氏が映画の撮影のために協力した作品では、“オメル”をアリ・アタイ氏、オメルの父親である‟イブラヒム”をハルク・ビルギネル氏が、オメルのかつての妻である‟エリフ”をハンデ・ドアンデミル氏が演じている。
エルトュルク氏がシナリオも手掛けた初の長編映画である『ノアの丘』は、3月6日に劇場公開される予定だ。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:48715 )