イエメン:フーシー派による攻撃に対し、サウジアラビアが報復を宣言(1)
2020年03月29日付 Al-Nahar紙


■フーシー派がサウジアラビアに対しミサイル攻撃。サウジアラビアは「ミサイル攻撃能力を破壊する」としてこれに対抗。

【本紙】

サウジアラビアは日曜日、同国が新型コロナウイルスとの闘いに尽力しているさなか試みられた攻撃に関連し、リヤードと国境沿いのクバイル市の上空で2機のミサイルが深夜に撃墜された事件を受けて、イエメンのフーシー派のミサイル攻撃能力を無力化すると警告した。攻撃の約15時間後、フーシー派はサウジアラビアに対する攻撃を宣言し、彼ら自身が「苦痛をもたらす作戦」を実施するとして同国に対する警告を行った。

フーシー派は、自身の広報チャンネルであるアル・マスィーラが公表した声明の中で、イエメン国内におけるサウジアラビアの作戦(の継続)が3月26日に6年目に入ったことを指摘しつつ、「我々は6年目の初めに、敵であるサウジアラビアの深層部を目標とする最大規模の質的軍事作戦を実施した」と述べた。また「複数のズルフィカール・ミサイルおよび多数のSammad 3(無人ドローン)による、リヤード内の複数の重要目標に対する爆撃が実行された」と続け、「サウジアラビアの政権が攻撃と包囲を継続すれば、これは痛ましく苦痛をもたらす作戦にさらされることになる」と脅迫した。

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(翻訳者:木戸 皓平)
(記事ID:48735)