シリア:レバノンからの違法帰国者は隔離後、刑事保安部へ。
2020年03月31日付 al-Mudun 紙


■シリア:レバノンからの帰国者が隔離…そして刑事保安部へ

【本紙】

シリア保健省は、レバノンから違法に帰国した数十人の若者と数家族をダルアー、ダマスカスとその郊外にある検疫所へ収容した。

本紙の複数の情報源から、帰国者は、ほとんどがレバノンの労働者で、レバノンの金融危機とコロナウイルスの蔓延のため、シリアへの帰国しようとしたことが明らかとなった。

ダルアーにあるヒルバト・ガザーラ検疫センターの中に隔離されている若者の一人と親しい人物からの情報では、アフマド・ガザーリーセンター長は、隔離されている約40人の若者と一人の女性に、検疫期間終了後、身分回復のために刑事保安支部で審査を受け、違法入国に科せられた罰金を支払わねばならないと通告したということである。

本紙のダマスカスの情報によると、シリア政府がレバノンとの国境閉鎖を決定したのを受けて、内務省はレバノンから違法に帰国した者を検挙し、検疫所に移送するよう指示を出した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐伯麻実 )
( 記事ID:48756 )