アルジェリアは同国に対する仏公共テレビでのコメントに抗議
2020年03月31日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アルジェリアは同国の仏大使を呼び出し、アルジェリアに対するテレビでのコメントに抗議

【アルジェ:DPA】

アルジェリアのサブリー・ブーカードゥーム外務大臣は火曜日、駐アルジェリア仏大使を呼び出し、「憎むべき虚偽のコメント及び仏公共テレビチャンネルのとある番組におけるアルジェリアとその当局に対する誹謗中傷」に対する「アルジェリアの強い抗議」を通達した。

アルジェリア外務省の声明では、同大臣がハビエール・ドゥリアンクール仏大使に対して、仏当局トップにこの抗議の意を伝えるよう求めた。また、新型コロナウイルス(COVID‐19)の流行との闘いに対して全力を注ぐべき時に、このチャンネルがアルジェリアのイメージを歪曲する主張をしていることに対し、遺憾の意を表明した。

(中略)

外務省の声明では関係するチャンネルや問題の背景には触れられていない。しかし、このことはコロナウイルス蔓延の抑制に貢献するため先週金曜日に同国に到着した中国の医師団が、まず始めに同国の首都にあるアイン・ナジュア軍事病院に向かったと「フランス24」のコメンテーターが述べたことに関係していると複数のメディアは推測した。

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( 翻訳者:前田遥 )
( 記事ID:48761 )