トルコ歴史協会の貴重書、ネット公開
2020年04月10日付 Hurriyet 紙


文化観光省は、トルコ歴史協会公文書保管所にある書籍を「EvdeKal(家にいよう)」キャンペーンへの支援の目的で、ネットで読者らへ公開した。

トルコ歴史協会は、図書館におかれている主に1928年より前に発行された14605冊の書籍をネットで公開した。インターネット上では、1915年発行の「橋」や、1912年発行の「オスマン国家の歴史改革」などの作品が公開されている。作品には‘t.co/trHw5oJkn5?amp=1’のアドレスからアクセスできる。

コロナウイルス感染症との闘いのための予防策で、全ての書店を閉鎖したトルコ歴史協会は、利用者にサービスを届けるために代替となる方法を打ち出した。オンラインショップがより活発に利用されるように、インフラ設備の向上への取り組みが行われた。トルコ歴史協会はすべての出版物をネットから購入できるようにした。

トルコ歴史協会は最近、歴史上の様々な分野における包括的な研究や調査から成る6冊の本を出版した。4冊の新刊本と2冊の改版本が先日、購入できるようになった。ベドレッティン・トゥンジェルの「アタテュルクと8月30日勝利の初めての祝賀」というタイトルの本や、イセンビケ・トーガン、ギュルヌル・カラ、ジャーヒデ・バイサル共著の「中国資料におけるトルコ人と唐の歴史」といった作品が改版され、発売された。またヒダイェット・カラ著「アブドゥルハミト2世時代の陸軍」、レフィッキ・トゥラン著「トルコ・セルチュク人たちの統治」、アリ・エルトゥールルとフラット・ヤシャによって編集された「コヌル・アルプ・ガーズィとデュズジェの歴史シンポジウム」、ムスタファ・ビュユク著「中部黒海地方の歴史史料」11巻が新刊本として発売された。

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:48839 )