ロウハーニー、マドゥーロ両大統領が会談/ベネズエラ大統領府発表
2020年04月14日付 Iran 紙


ベネズエラ外相は、イランのロウハーニー大統領とベネズエラのマドゥーロ大統領が電話会談を行ったことに触れつつ、両国間で米国の制裁に対抗するための共同戦線強化に関する具体的な協議が行われたと発表した――

ベネズエラのテレスール通信(teleSUR)によると、ベネズエラ大統領府はこの国とイランの両大統領が電話会談を行ったと発表した。この報道によると、ハサン・ロウハーニー大統領とニコラス・マドゥーロ大統領が、今回の会談の中で両国の協力・友好関係の強化を強調し、一方的で違法な米国の措置に対抗した。マドゥーロ大統領は自身のTwitterに「両国はこのように米国の帝国主義的制裁に対抗すべく、共同戦線の強化の必要性を強調した」と投稿した。

ベネズエラのホルヘ・アレアサ外相もまた、この電話会談の詳細について「ロウハーニー氏とマドゥーロ氏は共同協力を継続するためのメカニズムと、その仕組みを構築する必要性について詳細に協議した」と述べた。さらにアレアサ外相は、「マドゥーロ氏とロウハーニー氏は両国国民に対する米国の一方的かつ違法な措置に反対を表明し、この帝国主義的アプローチに対抗するべく、テヘラン・カラカス間の連帯の必要性を強調した」と加えた。

イラン政府の説明によると、ホッジャトルエスラーム・ハサン・ロウハーニー大統領は、月曜日に行ったベネズエラ大統領との電話会談の中で、「米国の帝国主義は、人類社会にとって新型コロナウイルスよりも危険なウイルスである」としたうえで、「強欲で独裁的な米国の政治家は、常にイランやベネズエラのような独立と自由を望む国々を弾圧してきている」と語った。

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( 翻訳者:KM )
( 記事ID:48878 )