新型コロナウイルスの脅威が未だ収まらない中、通りには徐々に賑わいが|経済活動の再開は社会的距離戦略の終わりを意味するものではない
2020年04月14日付 Hamshahri紙


賢明なる社会的距離戦略の枠組みの中で諸々の制限が撤廃され、リスクの低い仕事が再開されたことによって、市民が新型コロナウイルスを軽視してしまい、大通りや銀行、大型商業施設、さらに営業許可を受けた専門店街が再び混雑してしまうのではないかという懸念が生じている。一部の州では、このことが原因で感染者数が増えている。

【ハムシャフリー電子版】IRAN紙によると、イーラーム医科大学のモハンマド・キャリーミヤーン学長はイーラーム州の現状と感染者数増加の危険性に言及した上で、同州の新型コロナウイルス感染者数は、イーラーム県、エイヴァーン県、メフラーン県の順に多いと述べ、「イーラーム州南部、特にエイヴァーン市で新型コロナウイルスの感染者数が現在増加しており、この地区においてさらなる感染予防の対策を計画、実施することが必要である」と付け加えた。

 キャリーミヤーン学長はエイヴァーン県におけるこの感染症流行の原因の一つとして、同県の県民の一部がエイド[※エイデ・ノウルーズ;イランの正月のことで、一般的に13日間続き、春分の日が元日にあたる]の休暇を利用してゴム州に旅行していたことであるとし、さらに「エイヴァーン県が発表した最初の統計で、ゴム州の市民も観光客としてエイヴァーン県を訪れていたことが明らかになった。」と加えた。

 彼は、エイヴァーン県の新型コロナウイルス感染症罹患者の他の死亡原因の一つは、市民が適切な時期に診療センターで受診しないことだとし、「残念ながら一部の感染者は症状が最終段階になるまで保健医療センターに診断を受けに行かない。我々はこの種の問題を克服するため、エイヴァーン県内の医師と文書による研修会を実施した。」と述べた。

 イーラーム医科学大学学長はN95マスクが不足していることがイーラーム州の診療スタッフが抱える困難の一つとして説明し、「N95マスクは他のマスクより入手困難であるが、どこにいる職員もほぼ全員がN95マスクを我々に要請している」と述べた。

 キャリーミヤーン医師は、イーラーム州における新型コロナウイルス感染予防対策として社会的距離戦略を遵守することを提起し、「感染症罹患の連鎖を断ち切るために、バーザールや専門店街など人通りの多い場所は往来を制限し、感染拡大を防止しなければならない」と述べた。

 イーラーム医科学大学学長はウイルス感染の連鎖を断ち切ること、人々の密集を避けること、人々の我慢を軽減することが感染者数を左右する最も重要な要素であると説明し、こう述べた。「人々は感染症の負担が軽くなると病気自体がなくなったと考えてしまうため、一部の人たちは警戒することなく密集している場所に入っていき、感染の危機にさらされてしまう。イーラーム州では密集という点では、遊歩道やその他諸々の場所に課題がある。例えば、バーメ・イーラームにはたくさんの人が訪れていた。この人たちの中に新型コロナウイルス感染者がいたとしたら、他の人たちも容易にウイルスに感染してしまい、我々が二か月にわたって続けてきた感染症を抑える努力も無駄になってしまう。」 

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(翻訳者:HM)
(記事ID:48921)