パレスチナ:ハマース幹部は新型コロナウィルス対策を阻止しようとするイスラエルへの抵抗を誓う
2020年04月19日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ハイヤ氏は固く誓う:コロナウィルスに立ち向かうための必需品を対ガザ地区に搬入させることを“占領者”イスラエルに強いるため、あらゆるオプションが利用可能だ


【ガザ:本紙】

ハマースの政治局のメンバーであるハリール・ハイヤ氏は、コロナウィルスと対峙するためにいかなる医療必需品の流入が阻止された場合でも、“占領者“イスラエルに対抗すると固く誓った。彼は、ハマースがコロナウィルスと対峙するために内政面で数々の措置を講じたと述べ、ラマダーン月のモスクの閉鎖を含む数々の安全策が続くだろうとの期待を述べた。

ハイヤ氏は、ハマースの公式サイトが掲載したコメントにおいて、「“占領者”イスラエルに対し、あらゆる必要物資を補充するよう強いるため、あらゆるオプションとシナリオが我々には利用可能だ」と述べた。“占領者”イスラエルが、コロナウィルスと戦うために必要な物資のガザ地区内への搬入を阻止した場合、ハマースが「他の措置」を講じることを警告した。

ハイヤ氏はまた、「ハマースは適切な決定を下し、それによってガザ地区の民衆を守り、彼らに必需品を提供することを我々は期待している」と明言した。

同氏は、ハマースが“占領者”イスラエルに対して圧力をかけるための仲介人との取り次ぎ役を担い、国際社会と友好国にコロナウィルスと戦うために必要な力を提供するよう要請したと指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:横尾龍汰・植田晴紀・関夏海 )
( 記事ID:48922 )