カナダ、トルコへの武器輸出禁止を延長
2020年04月23日付 Cumhuriyet 紙

カナダのジャスティン・トルドー首相のリベラル政権はトルコの「平和の泉」作戦を理由に10月に開始した武器輸出期間を無期限で延長すると発表した。

チャールズ・マリー・マット国際関係省武器管理部門副長官は電子メールを送り、トルコへの武器売却許可が次の指令が出るまで停止されると伝えた。

■ミサイル防衛システムの売却を除く

電子メールでは、カナダが諸国家間の「合意事項の範囲に入ることになる例外的な条件のもとでのみ」許可を出すことを検討しうる、と明らかにされた。

また、「NATOのミサイル防衛システムの共同輸出がこうした例になりうる」と述べられた。

トルコ側はアンカラで声明を出し、アメリカ政府が適正な価格を提示した場合、アメリカ製のMIM-104パトリオット対空防衛ミサイルシステムを購入する希望があると述べられた。

トルコは、カナダを防衛産業が信頼できる事業を行い、高度技術兵器を売却しうる「信頼できる」国と位置づけている。

しかし、関係機関が輸出禁止期間の延長を伝えてきたことは、一部の兵器をトルコへ売却するよう承認を求めてもカナダ政府が取り上げないという警告を含んでいる。

禁止されているのは、弾薬、小型兵器、装甲、防衛装備、電気関係の材料である。

情報源:スプートニック

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( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:48940 )