イラク:カーズィミー暫定首相による組閣が難航(1)
2020年04月22日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■シーア派勢力:「ムハーササ体制」がカーズィミー内閣を通過させる...議会ブロックは大臣職を分配した

【バグダード:本紙】

シーア派勢力は昨日水曜日、ムスタファー・カーズィミー内閣が「ムハーササ(権力分配)」の原則に従っていないとして、同内閣の通過を拒否した。同勢力は、各ブロックが国民議会に占める割合にしたがって各大臣職を分配した事実を指摘しており、国民が政府を拒否すること、また信任投票後にデモの規模が拡大することを予想した。

ナスル・ブロックに属するファラーフ・ハファージー議員は本紙によるインタビューの中で「ムスタファー・カーズィミー暫定首相は自分の政府を選択する自由を全く持っていない」と述べた。また「各ブロックはカーズィミー氏の政府が短命であり、任期中に成果を実現できないと確信しているにも関わらず、同氏に多大な圧力をかけている」と続けた。

さらに「権力分配制度を迂回しようとするいかなる試みも政府を承認させることの失敗につながる」と述べ、「地位やポスト委任を求める政治勢力間の交渉が行き詰まっている」ことを明らかにした。またハファージー氏は「もしカーズィミー氏の政府が先例に倣って権力分配制度に従えば国民による拒否が生じ、投票がなされる際に反動を受ける可能性がある。

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( 翻訳者:佐藤みちる )
( 記事ID:48943 )