イラク:カーズィミー暫定首相による組閣が難航(2)
2020年04月22日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■シーア派勢力:「ムハーササ体制」がカーズィミー内閣を通過させる...議会ブロックは大臣職を分配した

【バグダード:本紙】

その結果はカーズィミー氏の願望を満たさないだろう」と予想した。また「候補者を提示する選択肢を各ブロックに残すことは国家機関に対する党派的支配の強化につながり、イラク国民に奉仕することからかけ離れている」と強調した。

ハファージー氏は「暫定首相は彼に命令しようとする試みを拒んでおり、我々は国民が怒り、デモがこれまで以上の規模で再開することを避けるため、彼の姿勢を継続させることを決意している」と述べた。そして「国の全体的な状況は継続的に悪化しており、それは特に経済危機について事実である。各ブロックはカーズィミー氏との対話の中でこのことをよく認識すべきである」と締めくくった。

一方、国家知恵運動に属するハッサン・ファドアム議員は「政府を迅速に組閣するため、カーズィミー氏に対する自由の認可は議会ブロックから明確になされるべきである」と述べた。またファドアム氏は本紙に対する声明の中で「各ブロックは政府を承認する意志があるように思われ、またカーズィミー氏には実際的な手段によって各ブロックに対応し、全ての相違を解決する能力がある」と述べた。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:佐藤みちる )
( 記事ID:48944 )