イラク:カーズィミー暫定首相による組閣が難航(4)
2020年04月22日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■シーア派勢力:「ムハーササ体制」がカーズィミー内閣を通過させる...議会ブロックは大臣職を分配した

【バグダード:本紙】

バイージー氏は「連絡省をめぐるナスルブロックと国家契約ブロックの間の不一致」について話し、「我々のブロックに対する割り当ては高等教育科学研究省である」と述べた。同氏は「石油省もまだ決着がついておらず、国家知恵運動とファタハ同盟の間で交渉されており、最後の数時間の中で行われる交渉によって結論が得られるであろう」と述べた。また続けて「議会ブロックが内閣の完成に向け暫定首相を支援し、国民議会において同内閣に対する(新任)投票を保証すること」の重要性を指摘し、この理由について「過去への後退は、逃れられない真の惨状へとイラクを陥れるであろうからである」と述べた。

ムスタファー・カーズィミー氏は、憲法が規定する(暫定首相への公式任命から)30日の猶予期間の中で、政府の組閣を目指して政治勢力との協議を継続している。

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( 翻訳者:佐藤みちる )
( 記事ID:48951 )