チャナッカレ戦役アンザクの日、今年はバルコニーから追悼
2020年04月24日付 Cumhuriyet 紙


オーストラリアとニュージーランドで4月25日に制定されたアンザクの日を迎えるにあたり、両国政府は(集会に)批判的な声明を発表した。毎年数千人のオーストラリア及びニュージーランドの人々がガリポリに集まる日を前に、「アンザクの兵士らに祈りを捧げるため、みなさん各家庭で家の窓やバルコニー、玄関の前に出てロウソクに火を灯しましょう」と呼びかけた。

チャナッカレ戦争で殉死したトルコとアンザクの兵士らを祈念して毎年開催されているアンザクの日は、今年はオーストラリア及びニュージーランド両国でコロナウイルスが猛威を振るう中行われることとなった。

戦時中に命を落とした人々に対し祈りを捧げるため、通常時は毎年何千人もの人々がオーストラリア及びニュージーランドからトルコを訪れ、アンザクコーブで日の出を待っていた。

しかし、世界中に影響を及ぼしているコロナウイルスにより外出禁止令並びに渡航禁止令が出たことを受け、今年は数千人のオーストラリア及びニュージーランドの人々が計画を変更せざるを得なかった。

オーストラリア及びニュージーランド両政府は、アンザクの日に祈りを捧げるため、人々に家の前や窓、バルコニーに出るよう求めた。市民らに当日はロウソクを手に持って祈りを捧げるよう求めた両政府は、以前に撮影された式典の一部や生中継される式典の一部もオンラインで見ることができると発表した。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:48966 )