トルコ映画:イスタンブル映画祭、各賞が受賞者の元に
2020年04月20日付 Milliyet紙


イスタンブル映画祭の一環として今年オンラインで開催された『橋渡しプログラム』の受賞作品が発表された。アナトリア・エフェス賞はセルマン・ナジャル氏の『二つの夜明けの間(İki Şafak Arasında)』が、橋渡し賞はズィヤ・デミレル氏の『二つの目(İki Gözlüler)』が獲得した。

イスタンブル文化芸術ワクフ(İKSV)によりイスタンブル映画祭の一環として開催され、トルコからそして隣国からの制作者、監督そしてシナリストたち、国際映画界のプロフェショナルたちが一堂に会した『橋渡しプログラム』は、Kovid-19の流行が世界保健機構によってパンデミックであると宣言された後に4月14-17日にオンラインプラットフォームにおいて実現された。各賞はオンラインの受賞式典によって受賞者が発表された。100以上の国際映画製作のプロフェッショナルがトルコそして隣国からプロジェクトと映画のクリューと共にデジタル環境上で邂逅した橋渡しプログラムの一環として300近い会合が実現した。

■『二つの夜明けの間に』

ワーク・イン・プログレスでは受賞賞金が3万リラのアナトリア・エフェス賞が、『その中に生きる社会が彼らに受け入れさせた狭隘な領域で、存在し続けようとする二人の兄弟間の闘争を描き、更には誇張を避けた監督手腕によって消耗させるような闘いの脈を捉えつつ正しいイメージを選びとっているという理由』によって、『二つの夜明けの間に(İki Şafak Arasında)』の映画監督であるセルマン・ナジャル氏と制作者であるブラク・チェヴィキ氏とディロイ・ギュルン氏へと与えられた。『井戸(Kuyu)』、『カーディル(Kadir)』と『アレックス(Alex)』もその作品中に含まれるショートムービーによって知られているナジャル氏は、『二つの夜明けの間に』によって初めて長編映画にその名を刻むことになる。映画開発アトリエにて5万TLの賞金であるTRT特別賞は、『ラフメト(Rahmet)』というプロジェクトの監督陣であるギョズデ・イェティシィキン氏とエムレ・セルト氏と制作者であるスーザン・ギュベルテ氏とシェブネム・キティシュ氏が獲得した。『ある一人の奇妙な男(Bi’ Garip Adam)』、そして『ロディ(Rodi)』というタイトルの短編映画の数々を監督したイェティシキン氏とセルト氏は初となる長編プロジェクトである『ラフメト(Rahmet)』によって、『橋渡しプログラム』に参加した。3万リラの価値のある橋渡し賞は、審査員たちによる合同の決定により「監督の、ヴィジョンと映画的なフォームへの采配、プロジェクトを、その神経をすり減らせるような物語の流れにも関わらず、まるジグソーパズルのように繋ぎ合わせる手腕によって」、『二つの目(İki Gözlüler)』で映画監督であるズィヤ・デミレル氏と制作者であるアンナマリア・アスランオール氏が受賞した。デミレル氏は、2015年に『火曜日(Salı』というタイトルの短編映画によってカンヌ映画祭のパルムドール賞の候補の中に含まれた。


■CNC賞が世界中の女性たちへ

橋渡し映画開発アトリエの一環で、トルコと隣国のプロジェクトの数々を包括する8000ユーロの賞金のCNC賞は、『クロニクル・オブ・ア・ウィンター:テヘラン1979』のプロジェクトの監督であるサハル・サラフシュール、バハル・ショーギ氏と制作者であるミナ・ケシェヴェラズ氏へと授与された。審査員の決定の発表では、「このプロジェクトは非常に重要なものであるにも関わらず、忘れられてしまったある歴史的な事件に関するものです。今日のイラン人の女性たち、全ての世界の女性たち、そして自由のために戦わなければならなくなった全ての人々にとっての力強い反照となるであろうということに確信があります」と述べられた。トランスィルヴァニア・ピッチ・ストップ賞は、コメディの要素を含んでいる家族ドラマのタイプである『パストラル(Pastoral)』プロジェクトの制作者のジョゼフ・アマド氏と、彼の初の映画作品『タクシム・ホールドエム(Taksim Hold’em)』によって知られる映画監督のマイケル・オンデル氏に与えられた。

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(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:48973)