1月に止めていれば・・・コロナ禍拡大
2020年04月28日付 Hurriyet紙

大統領府に属する国立宮殿管理局で勤務していたチケット窓口職員1名が3月17日に謎の死を遂げた後、慌ただしく閉鎖された国立宮殿を、中国で感染症が流行し始めた1月1日から3月18日までの間に、外国人12万4千人を含む24万1千人が訪れていたたことが明らかになった。共和人民党(CHP)のウトゥク・チャクルオゼル国会議員(エスキシェヒル選出)は、「重大な手落ちだ。対応を怠った者に説明責任がある。」と述べた。

コロナウイルス流行が中国で起きたことが世界保健機関(WHO)に伝えられた1月1日以降、トルコでは対策が取られ始めたが、国立宮殿管理局に属する宮殿や展示館などは観光客に対しオープンされたままだった。国立宮殿への訪問について大統領府コミュニケーション局(CİMER)に申し出たチャクロゼル国会議員に答えが返ってきた。

■2ヶ月半で24万1千人

これによると、感染症がWHOに伝えられた1月1日から休館とされた3月18日までに、国内から11万7583人と、外国人12万4022人の計24万1605人が国立宮殿を訪れた。トルコで初めて公式にコロナウイルス感染者が発表された3月11日から3月18日までには、外国人6164人と国内から1373人の計7537人が国立宮殿を訪れた。

チャクロゼル国会議員は、トルコでこの感染症が国外で発生したものであることは知られていたことを指摘し、「外国と最も接触のある宮殿や博物館らが無分別にも開館されたままだった。その間、感染症が初めて確認された東アジアの国々を含む外国人観光客12万4千人が自由に入国を許可されていた。トルコでのコロナウイルス感染例(の原因)が、外国との接触であったことを考えると、これは非常に重大な手落ちである。対応を怠った者に説明責任がある」と話した。

国立宮殿管理局は3月にソーシャルメディアへの投稿で、ドルマバフチェ宮殿をコロナウイルスから守るためにマスクを着用して訪れた台湾出身の観光客グループの写真を載せた。チケット窓口職員が謎の死を遂げた後、この投稿は削除された。

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(翻訳者:岸本成美)
(記事ID:48981)