コロナ禍におけるラマダーン月の断食について、アーヤトッラー・サーフィー・ゴルパーイガーニーの見解
2020年04月23日付 Iran紙


 マルジャエ・タクリード〔※十二イマーム派におけるイスラーム法学の最高有識者〕の一人であるアーヤトッラー・ロトフォッラー・サーフィー・ゴルパーイガーニーは、ある信徒の宗教的疑問に答えて、新型コロナウイルス蔓延下における断食の戒律について自身の見解を述べた。

 信徒の質問:断食はコロナ感染の原因とならないという、医学会の声明に謹んで注目すると、現状で聖なるラマダーン月の断食は義務にあたりますか?

 アーヤトッラー・サーフィー・ゴルパーイガーニーはこの問いに答えて述べた。「概してラマダーン月の断食は全てのイスラーム教徒にとっての義務である。イフタール〔※ラマダーン期間中の日没後にとる食事〕にあずかるためには、イスラーム法に基づく許しがないかぎり、カダー〔※定められた時期以外に行う断食や祈り〕に加えてカッファーラ〔※宗教上の罪を償うために課される行為。ここでの罪とは故意の断食破りのこと〕が必要である。科学的な見地から見て発病や重症化の恐れがある者は断食を行わず、代わりにカダーを行うと良い。全知の神にかけて。成功を祈っている。」

 新型コロナウイルスは感染拡大の範囲が非常に広く、くしゃみや咳、握手、ルーブースィー〔※挨拶時などにする頬へのキス〕がその感染経路である。医師らは握手やルーブースィーの制限および公共の場に滞在しないことに加えて、くしゃみをする際は必ず鼻をハンカチで覆う、もしくは肘でくしゃみを防ぐことを勧めている。

 COVID-19と名付けられた新型コロナウイルスは12月中旬(イラン暦第9月24日)、中国中部に位置する武漢市で報告された。当初は肺炎としてこの病気を説明していたが、中国国家衛生健康委員会は2019年12月30日(イラン暦1398年9月9日)、国内におけるこのウイルスの流行を公式に発表した。

 新型コロナウイルスに関して疑問を抱いたゴム市民はいかなる内容であれ、電話番号36620023、36620999、36706030、36704368(いずれも先頭に025)までご連絡を。ゴム医科大学からの最新情報を得たい場合は、インターネット上 @webdaqom の大学のチャンネル〔テレグラムやインスタグラム〕、またはURL www.muq.ac.ir で大学ウェブサイトのご参照を。

 すべてのイラン人は https://salamat.gov.ir で新型コロナウイルス電子スクリーニングシステムを参照し必要な情報を入力することで、社会の健康を推進しコロナウイルスを打倒するうえで大きなステップを踏むことができる。(IRNA通信)

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(翻訳者:TM)
(記事ID:48990)