イエメン:サウジ軍がソコトラ県内で再駐留を完了(1)
2020年05月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■サウジアラビア軍がソコトラ県県都の導入地点への再駐留を行う

【本紙】

サウジアラビア軍は同軍撤退の2日後にあたる土曜日、イエメンのソコトラ県県都であるハディブ市の導入地点における再駐留を行った。匿名での報道を希望したあるイエメン当局者は、サウジアラビア軍は「ハディブ市の導入口およびセキュリティ・ポイントにおける再展開・再駐留を実行した」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。

サウジアラビア軍の再駐留は、アラブ首長国連邦によって支持された分離主義暫定議会が金曜日、政府軍とのいかなる緊張化を停止する発表を行った直後になされたものである。

同議会は、この決定は「ソコトラ県の複数の名士から受けた、ラマダーン月の特別性の保護を求める要請に応じたものである」と述べた。サウジアラビア軍は水曜日、南部暫定評議会に属する海域を介して増援部隊がアラビア半島へ到着してから数時間後、駐留地点からの撤退を行っていた。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49055 )