コロナ禍の影響で農地価格、20%上昇
2020年05月12日付 Milliyet 紙


エスキシェヒルの不動産仲介者会議室長ガーズィ・チェリキ氏は、コロナウィルス(Covid-19)が原因で家屋用の土地、畑、庭への需要が増大し、こうした不動産の価格が20パーセント上昇したと語った。

コロナウィルスが流行したために数多くのセクターと同様に、不動産部門の土地でも経済的な波が生じている。この一環で固定資産という特徴を持つ不動産の土地、畑、庭の価格では需要に沿って増加が生じた。不動産価格がコロナ禍の中で増加したのにも関わらず、市民の人々は大きな関心を示している。

■「価格は20%上昇した」

この問題に関して発表を行ったエスキシェヒルの不動産仲介者会議室長のガーズィ・チェリキ氏は、庭、土地、畑の価格が上昇したと語った。チェリキ氏は、「コロナウィルスの流行は残念ながら私たちの国にも影響を与えた。不動産投資を行う人々の要望はこれに応じて変化した。かつてはアパートメントで暮らすことを望んでいた国民は最近はアパートメントで暮らすことを望まなくなったという点で状況が変わったのである。同僚たちや顧客からかかってくる電話からわかる事ですが、既に人々は息をつけるブドウ園、庭などの場所を好むようになっているのです。ブドウ園や庭に対する需要が上昇したのです。需給バランスが崩れてしまったために、土地や畑では20%の割合で価格が上昇しました。庭のような投資が行われる土地の価格が変わったのです」と話した。

■「私たちの仕事も20%の割合で減少したといえる」

流行のために取り引きが減少したと話すチェリキ氏は、市民たちに不動産投資を行うよう推奨した。チェリキ氏は、「私たち業界の者はサービスを行う事が出来ませんし、不動産を示せず、予約はキャンセルとなってしまっています。ご存知のように、ひっきりなしに外出禁止令が出ています。これに私たち業界も影響受けているのです。このため私たちの仕事も20%の割合で下落したといえます。ドルや金のようには急上昇しませんが、長期的な検討がなされれば、不動産投資を行う人々は常に利益を獲得してきました。私たちは市民が不動産に投資を行う事を推奨しています。いかなる時も不動産に対して行われる投資で失敗することはありません、利益を得られるでしょう」と語った。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:49073 )