エーゲ海・地中海地方、記録的猛暑!
2020年05月17日付 Hurriyet紙


トルコでは全国的に高温が苛み、多くの県から記録的な猛暑という知らせが届いている。アンタルヤとブルサでは、過去75年間の5月の暑さの記録を更新した。ムーラで観測された39度という気温は、過去88年間の5月の観測値としては記録的だ。ムーラで人気の観光地であるマルマリスでは、気象観測が開始されてから40.1度で五月の最も高い気温となっている。フェティエーアンタルヤ間の道路では暑さが原因でアスファルトが溶けた。ガズィアンテプのイスラーヒイェ郡では外出したギュルテン・チャラルさん(67)が暑さが原因で失神した。

トルコでは5月14日木曜日から、北アフリカから流れ込む暖かい空気の流れが影響を及ぼしている。これが原因となり気温は例年よりも10-12度高く推移している。4つの地域の気象学的なデータによると、都市部では土曜日が最も気温が高く37.4度が観測され、5月17日日曜の昼間には最高気温が41度になると予測されている。

■91年前に観測開始

気象観測が始まった1929年以来、市部で5月の気温は1945年5月26日の38.7度が最高だった。5月17日11時23分に、温度計は75年前の歴代最高気温、38.7度を示した。7分後にはここ91年間の最高気温である38.8で記録を更新した。市では湿度8%、海水の温度は24度を記録した。

■5月の記録

気象第4地域のメフメト・ラティフ・ギュルテキン局長の説明によると、「1945年に38.7度を観測した5月の暑さの記録はすぐに越えて、38.8度を記録した。アンタルヤでも今までの5月の気温の最高値が更新された。暑さは勢いを増すだろう」ということだった。

最高気温の記録更新が予想された市では週末にもかかわらず静かな状況が見られた。外出制限はなかったにもかかわらず、市民は暑さのため家で過ごすことを選んでいる様子が窺えた。市で最もにぎわっている場所の一つである共和国広場やウシュックラル大通り、ウチカプラルやコンヤアルトゥサーヒルを高所の展望台から観察すると静かなことが見て取れる。

■暑さから逃げる試み

アンタルヤで最高気温が更新された際、16,17日と暑さに苛まれた市の住人は涼むために様々な方法をとった。 ソーシャルメディアに反映された光景では、ある者は服を着たままホースで水を浴びたり、ある者はペットボトルの水を頭からかけていた。この地域で最も標高が高い場所の一つにあり、冬になるとスキー好きな人々が押し寄せるサクルケントスキー場のまわりに残ったわずかに残った雪の塊の上でスキーをして涼む人もいた。人々が見つけた方法は、うだる暑さの影響を物語っていた。

■40度を超えた

アンタルヤで過去75年間の5月の最高気温の記録が17日の38.8度で更新された際、お昼の時間帯には気温は40度を超えた。12時30分の観測値は40.2度となった。

■暑さ、41.8度を過ぎると落ち着く

アンタルヤで過去75年間の5月の最高気温の記録が17日の38.8度で更新されたとき、お昼の時間帯には気温は40度を超えた。13時45分の観測値は41.8度となった。暑さは14時を過ぎると落ち着いた。翌日の気温も40度を越えると予想された。

■ムーラ県では88年ぶりに最高気温の記録更新

ムーラで観測された39度という暑さは、過去88年の5月の最高気温を塗り替えた。

気象第4地域局の説明では、ムーラの気温は例年よりも9~15度高く推移し、長い間の5月の記録を各所で塗り替えるものだと説明した。

説明では特にひどい不快感を感じている人々と子供や高齢の方が、異常な暑さによる体調不良に注意しケアする必要性が強調され、太陽光線が真上に当たる時間帯には屋外にいないようにと警告を行った。また、ムーラの例年の今の時期の気温は24.7度だとし、「過去に5月にムーラで観測された最高気温は、1932年5月30日の36度と記録されている」と発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大で外出が僅かであった市では、激しい暑さの影響もあり大通りや通りはほとんど人影がない。外出制限中6時間の外出を認められた65歳以上と持病をもつ人々は、先週と比べさらに外出が減った。高齢者の方々は異常な暑さによって、日陰や公園で時間を過ごす傾向にある。

■若いころにこのような暑さを一度経験した

許可を得て外出しているファトマ・オズスジュ(78)さんは、長いこと春にこのような暑さに経験しなかったと口にした。暑くなるのが早かったと述べるオズスジュさんは、「外に出ることは素晴らしいことですが、本当に暑いです。病気を抱えているので、この暑さの中歩くのが辛かったです。こんなことあるのですか。家でずっと座っているので、足がむくみました。若いころにこのような暑さを一度だけ経験しました。このような暑さは7月中旬であるべきです。」

■ガズィアンテプで外出した67歳の女性、暑さで失神

ガズィアンテプのイスラーヒイェ郡で、血圧に問題を抱えるギュルテン・チャラルさん(67歳)は外出して暑さのため失神した。コロナウイルス対策の中で[65歳以上の人々が]2度目の外出許可が認められたことで、チャラルさんは外出し、家に帰る際に暑さが原因で体調が悪くなり、倒れてしまった。 彼女は近くにいた人の連絡でやってきた救急隊員によって救急車でイスラーヒイェ国立病院に運ばれた。急患で治療を受けたチャラルさんは、血圧の疾患と暑さのせいで倒れてしまったことが分かった。

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(翻訳者:佐々木萌乃 )
(記事ID:49111)