リビア:政府軍がトリポリ南部の複数拠点の制圧を発表
2020年05月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■リビア政府軍はトリポリ南部に位置する複数の重要拠点の制圧を発表

【トリポリ:アナトリア通信】

リビア政府軍は金曜日、「サラーフッディーン」と「アル=マシュルーウ」の二つの戦線に向けて進軍を行い、首都トリポリの南部に存在しハリーファ・ハフタル氏の革命民兵集団の占領下にあった複数の重要拠点を制圧したと発表した。

これは、リビア政府に所属する情報センター「怒りの火山作戦」がFacebook上に投稿した声明の中で発表されたものである。同声明は、リビア軍がトリポリ南部の戦線「サラーフッディーン」および「アル=マシュルーウ」に向けて前進し、ハフタル氏の民兵集団が占領していた重要拠点に攻撃を加えたことを明らかにした。

同様に、リビア政府軍に属する軍事情報局はFacebookへの投稿を通じて、政府軍がサラーフッディーンの政府施設およびトリポリ南部に位置する「サラーフッディーン」戦線内の「アル=キバーリー」野営地において、完全な掌握を完了したと述べた。

西海岸における、チュニジアとの国境に至るまでのすべての都市における激しい攻撃により、ハフタル氏の民兵集団は多大な損害を被り続けている。ハフタル氏が攻撃にさらされている地点としては、アル=ワティーヤ戦略基地に加え、バドル、ティージーの両自治体、アル=アサーバ市(トリポリの南西部)が挙げられる。

(後略)

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49150 )