アンカラ・イスタンブル・イズミルの「新生活」への移行はいつ?
2020年05月24日付 Hurriyet紙

保健省新型コロナウイルス有識者委員会委員のセチリ・オズカン教授は、新たな日常生活への移行に際しては、対策が段階を追って解除されること、人口が集中している都市での感染者・死者数を全体として評価した上で決定が下されることを伝えた。オズカン教授は、「新たな日常生活の移行に際し、アンカラ、イスタンブル、イズミルといった人口が集中している都市での移行は少し遅れると見られる」と述べた。

ガーズィ大学医学部公衆衛生学の教員で有識者委員会委員であるセチリ・オズカン教授は、新型コロナウイルスの感染拡大が発生した際、学校の閉鎖、一部の職場での交代制勤務への移行、65歳以上の人に対する自宅待機といった段階的ないくつかの対策が取られたことに言及し、トルコは5月11日以降新たな日常の時期への一歩を踏み出したと述べた。

■「段階的に解除」

オズカン教授は、新たな日常への移行において、これまでに取られてきた対策が段階的に解除されると述べ、現在15県で移動規制が敷かれていること、バイラムには81県で実施される予定の外出禁止が有効に作用するだろうことを述べた。

オズカン教授は、「5月11日移行に始まったこれらのステップを、4~8週間かけて徐々に継続する。この立案の中で、『この県は半分開いていてこの県は3日後に開く』というようなことは問題ではなく、データを追うことが必要だ。感染者数がどのように推移しているのか、死者数がどのように推移しているのか、回復者数が感染者数を超えているかといったあらゆるデータを追いつつ、さらに県ごとに評価を行うことが必要だ。トルコでの感染例の約60%はイスタンブルで発生している。イスタンブルがこの移行段階へ踏み出せるのはおそらくさらに遅くなるだろう。感染者数と死者数、ウイルスの基本再生算数を調査し、進める必要がある」と述べた。

■「アンカラ、イスタンブル、イズミルでの移行はさらに後に」

オズカン教授は、新型コロナウイルスに罹患した人のすべてが症状を発症したわけではなく、一部の人々は無症状だったと述べ、新たな日常生活への移行に際しこういった人々と出会う可能性があるため、制限の解除については人口が集中している都市では感染者数と死者数を全体として精査しつつ決定を下すと説明した。

オズカン教授は、「人口の集中は非常に重要だ。この新たな日常生活への移行に際し、感染者数と死者数を見るときには、人口が集中している都市にも非常に注意を払わなければならないからだ。これらの中で、アンカラ、イスタンブル、イズミルといった人口が集中している都市における移行がさらに少し後になると見ている。これらをすべて精査することが必要だ」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:永山明子)
(記事ID:49160)