中小業者は感染症の事態に耐えられない
2020年05月24日付 Cumhuriyet 紙

トルコ商工会議所・証券取引所連合会は、コロナウイルスの影響が強くなった4月に関して、設立された法人と閉鎖された法人の数を発表した。

これによると、前年4月に6789の法人が設立された一方、今年の4月は2878に減少した。1年間での減少は、57%を記録した。

■影響を受けたのは中小業者

設立及び閉鎖された法人を調査すると、特に中小の個人事業がコロナウイルスの影響に耐えられなかったことが判明した。前年の4月に、1828の中小業者が設立された一方、1265の中小業者が閉鎖された。

これに対して、今年の数は逆になった。今年4月では888の中小業者が設立された一方、1663の中小業者が閉鎖された。前年同期に比べて、設立された中小業者の数は51%減少し、閉鎖された中小業者の数は31%増加した。

■レストランは閉鎖している

1月から4月までの期間にトルコ全土で合計3万1181の法人が設立されたのに対して、4405の法人が閉鎖された。最も多く閉鎖された業種はというと、コロナウイルスの影響を最も受けたサービス業である。

特に、小さな個人経営であり、実際に人が勤務しているレストランと食事のデリバリー業で閉鎖された法人数の増加が注意を引いた。前年同期に322の法人が閉鎖されたこの業界で、今年の閉鎖数は425に上った。

このうち117は、4月のみで閉鎖された法人数であった。前年同期はというと、この業界で閉鎖された法人数は55であった。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:49165 )