イラク:抗議活動参加者の失踪に関し、国連が新たな報告書を発行(1)
2020年05月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


■新たな国連報告書:イラクで抗議活動が開始されて以降25人の失踪者…誘拐の背後には武装集団

【バグダード:本紙】

国際連合はイラクにおける抗議活動に関する4番目の報告書を発行し、武装勢力が昨年10月上旬に始まったデモの抗議者らに対して殺人や誘拐を実行したと告発した。

2019年10月下旬から2020年3月21日までに起きた出来事をカバーする同報告書は、政府系治安部隊や武装集団の一部が活動家らに対して行った暴行や殺人、誘拐、拷問の事例の詳細を含んでいる。

新報告書は、詳しくは国際連合イラク支援ミッション(UNAMI)の中で国連人権高等弁務官事務所が立証した内容に依拠しており、活動家の負傷者数や死者数の新たなデータが以前の統計データと一致しないことを示した。

包括的な国連報告書には2019年10月1日から2020年3月21日までの期間に発生した失踪事件123件が記録されている。そのうち98人が既に発見されたが、25人はいまだ行方不明である。

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:49176 )