74日ぶりに金曜礼拝再開
2020年05月29日付 Hurriyet 紙


3月16日以降に金曜モスクや小モスクは新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていたが、2カ月半ぶりに金曜礼拝が行われた。モスク同様、広場やスタジアムなどをはじめ、屋外でも金曜礼拝が行われた。また、宗務庁アリ・エルバシュ長官はファーティヒ・モスクで金曜礼拝の説教を行った。

新型コロナウイルス対策の一環として集団礼拝が禁止されてから初の金曜礼拝は、指定されたモスクで行われた。市民らはこの定められたモスクのうちの1つであるファーティヒ・モスクにやってきて礼拝の時間を待った。

■エルバシュ長官の説教

エルバシュ長官はファーティヒ・モスクで金曜礼拝の説教を行い、次のように述べた。

「ウイルスの猛威への対策は慎重に守っていこう。我々はこうして金曜礼拝の義務を果たしている。互いに握手などはせず、物理的距離に注意を払いながら、ここを去るのだ。この後の個々の祈りは各家庭で行うだろう。」

■モスクは消毒済み

3月16日から現在に至るまで新型コロナウイルスの影響で閉鎖されているモスクのうち、屋外の中庭があるモスクは金曜礼拝とともに開放される。トルコ全土のモスクは消毒が済まされ、社会的距離を保つため工夫がされている。

イスタンブル県庁は、スレイマニエ、スルタン・アフメト、イェニ(エミノニュ)、オルタキョイ、チャムルジャといったモスクをはじめとした、本日(29日)金曜礼拝が行われるモスクのリストを公開した。そこでは以下のように説明された。

「2020年5月29日金曜日、イスタンブルにある3457箇所の金曜モスクや小モスクのうち、1923箇所の金曜モスク及び小モスクとともに264の場所で、金曜礼拝を行うため必要な対策を開始した。」

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:49194 )