パレスチナの各抵抗グループ、シオニスト政権に一週間の猶予
2020年06月04日付 Jam-e Jam 紙
パレスチナの各抵抗グループがシオニスト政権[イスラエル]に対し一週間の猶予を与えた。これは、この体制の新政府組閣前に、ガザ地区の情勢鎮静化に関して取り決められた合意に準じるためだ。
【ジャーメ・ジャム電子版】パレスチナ広報センターによると、レバノンのアフバール紙が抵抗グループのいくつかの情報源に基づき、ハマスとパレスチナ・イスラーム・ジハード運動(PIJ)はガザ地区の鎮静化に対するシオニスト政権の立場について、エジプトの当局者らとここ数日間協議をしたと報じている。
この情報源が強調するには、エジプトは、シオニスト政権新政府は[ガザ地区の]情勢鎮静化のために至った合意を維持するだろうとし、パレスチナの各抵抗グループを安心させた。
パレスチナの抵抗グループは、シオニスト政権はカタールによるガザ地区市民への支援物資の搬入を正当化しえない仕方で遅らせることで、緊張と対立を激化させようとしていると指摘した上で、シオニスト政権の引き延ばしには厳しく断固たる対応を取り、このために国境地域であらゆる手段を使って圧力をかけると警告した。
一方、パレスチナの抵抗グループのいくつかの情報源は、イスラエルの無人航空機がガザ地区上空での飛行を再開しており、最近目撃された無人航空機にはミサイルが搭載されていたと明らかにした。
パレスチナの抵抗グループは、近頃シオニスト政権による予想されるあらゆる攻撃に備えるため自軍の警戒レベルを引き上げた。
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( 翻訳者:OK )
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