パレスチナ:コロナウイルスの予防策を蔑ろにするイスラエル占領軍の襲撃(1)
2020年06月17日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエルの占領軍がヨルダン川西岸を襲撃し、逮捕や出頭命令を行う。さらに建物を破壊し、ブルドーザーを押収する。

【ラーマッラー:本紙】

パレスチナ自治区ではコロナウイルスが再流行しており、住民の安全のために厳重な予防を行うべく外出や交流等を禁止し、制限を呼びかけている。こうした状況にも関わらず、占領軍はパレスチナ自治区内の複数の地域に対する攻撃を継続し、複数の住民の逮捕を行った。同様にこうした攻撃によって複数の衝突が勃発し、負傷者が発生した。

占領軍は、パレスチナ当局によるコロナウイルスの予防策を無視し、ヨルダン川西岸の多くの地区に対する攻撃を行った。そして、多くの家屋に対する捜索を実施し、住民の中から複数人の逮捕を行った。

占領軍は6月17日、パレスチナ住民がヨルダン渓谷北部のアイン・バイダー村へ入ろうとする動きを妨害した。

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( 翻訳者:古賀きらら )
( 記事ID:49347 )