アカル国防相、フランス船襲撃の報道を全面否定
2020年06月20日付 Hurriyet 紙


フルスィ・アカル国防相は「(フランス船襲撃報道について)情報や書類、トルコ船と本部の記録によればその報道は全く真実ではない。」と主張した。またアカル大臣は「トルコの正統性を裏付ける記録はこの件について用意され、同盟国やNATO本部での文民と軍部の上層部に共有された。」と述べた。

アカル大臣はシュルナクでの緊密な連絡のあと、アナトリア通信社(AA)の特派員の話題に関する質問に答えた。

アカル大臣はNATO国防相会議が二度遠隔会議の方法で行われたことについて、会議に対する評価を質問され、これらに関して国防省のウェブサイトから発表が行われたと思い出させた。
アカル大臣は連合国30カ国の国防相が二度遠隔会議のかたちで招集されたことを述べ、会議で防衛と抑止についてと地域およびグローバルな発展が取り上げられたと伝えた。

アカル大臣は会議では同時にCOVID19対策のなかでとられる措置が何度も吟味されたと話し、「第二波に対してとれる対策について同意を得た。我々が国家として行う対策や生産能力は、友好国や同盟国に出す支援であると強調された。」と述べた。

◼︎「報道は全く事実ではない」

アカル大臣はフランスの上層部の報道やNATO周辺のいくつかの報道についての評価を問われ、以下のように応えた。「情報、書類、トルコ船と本部の全ての記録に注意を払ったところ、件の報道は全く事実ではないとみられる。対照的に、はじめから友好的かつ建設的、協力を拒まず、支援者として立ち振る舞うトルコ海軍の要員は件の船にフランス側の要望に基づき、燃料補給をも行った。トルコの正統性を裏付ける情報や記録はこの件について準備され、同盟国とNATO本部における文民、軍部の上層部に共有された。」

◼︎「トルコは常にNATOでの役割や義務を実行してきた」

アカル大臣は話題についてすべての情報や記録が共有されたと繰り返し、以下のように語った。

「いくつかの同盟国から政治的目的に沿うよう偽の話題を生み出すのではなく、現在の方法や基礎の枠組みにおいて同盟の連帯の精神に合う働きをするよう期待している。我々は常に対話と連携の立場をとっている。また事件の間、トルコ船員が専門的に、注意して接近したことで、NATO上層部が感謝していたことも思い出していただきたい。トルコは常にそうであるように、今日も同盟のなかでの役割や義務を一番に果たしてきたし、果たしていく。」

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:49369 )