アブデュルハミト2世の私物がパリで公開オークション
2020年06月25日付 Milliyet 紙


オスマン帝国のスルタン・アブデュルハミト二世のそれぞれに価値のある個人の私物の数々が、6月27日にフランスの首都パリにて公開オークションに出品される予定だ。

「ファウヴェ・パリス」オークションハウスによって行われる公開オークションで販売される予定の最も重要な商品は、アブデュルハミト氏が所有していた大変に希少なクローゼットであると伝えられている。ハプスブルク帝国によって製造され当時の重要人物により使用されたこのクローゼットは、価値ある調度品が展示される巨大なショーケースの役割を担っていたということが明らかにされている。この象牙製のクローゼットは、公開オークションにて50万ユーロからスタートして、買い手を見出すことが見込まれている。コレクションではまた、オスマン帝国時代のイズニック・タイルの花瓶と皿も出品される。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:49405 )