パレスチナ:コロナウイルスの予防策を蔑ろにするイスラエル占領軍の襲撃(2)
2020年06月17日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエルの占領軍がヨルダン川西岸を襲撃し、逮捕や出頭命令を行う。さらに建物を破壊し、ブルドーザーを押収する。

【ラーマッラー:本紙】

同地区の目撃者によると、「占領軍はパリケードを張り、村を出ようとする、あるいは村に入ろうとする乗物を妨害していた」という。

占領軍は水曜日の早朝、ベツレヘム県テコア出身で25歳のアナス・ハサン青年に対し、諜報機関の通達を手渡した。現地の情報筋によると、占領軍はテコア中心街にある青年の父親の住宅を襲撃し、ユダヤ人入植地「グーシュ・エツヨン」にある諜報機関の長官の元へ出頭するようにと青年に通達したという。

同様に、占領軍は諜報機関よりムハンマド・ヌール・マイミー氏の逮捕も実施した。これに先立ち占領軍は、エリコ市西部のアクバト・ジャバル難民キャンプを襲撃した際、同氏の家族に諜報機関の通達書を手渡していた。

(後略)

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( 翻訳者:古賀きらら )
( 記事ID:49409 )