イラク:治安部隊が対シリア国境地帯の安定を確保(1)
2022年02月26日付 al-Watan 紙


■イラク高官「対シリア国境地帯は安全で安定している」

【ダマスカス:本紙】

イラクは昨日、対シリア国境地帯が安全で安定していることを明らかにし、イスラーム国戦闘員による(シリアから)イラク西部への侵入は長い間発生していないと述べた。

『マアルマート』紙が報じたところによると、イラク・アンバール県のラマーディー市のイブラーヒーム・アウサジュ市長は次のように述べた。「アンバール県西部の対シリア国境地帯は安全で安定している。またシリア国内からイラク西部への侵入、あるいはその逆の侵入は長い間確認されていない。これは同地域における安全保障状況の堅固さを示すものである」。

同市長は、軍事用地への侵入行為を阻止するために、対シリア国境付近の全ての区域に治安部隊が過去を見ない規模で展開されていることを指摘しつつ、そのため「イラク西部への侵入が発生しているとの報告が信憑性を持たない」ことを強調した。

アウサジュ市長は、イラクの対シリア国境地帯では「これまでの年と異なり、初めて治安上の安定が生じている」としつつ、その理由として「治安部隊が対シリア国境に通じる全ての西部地域に設置している複数の治安拠点」の存在を挙げた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:49461 )