トルコ文学:オルハン・パムク、最新作『ペストの夜』のオリジナル・デッサン公開
2020年07月03日付 Milliyet紙


オルハン・パムクが、執筆中の新作小説『ペストの夜』からデッサンの数々を前日ソーシャルメディアと幾つかのメディアを介して公開した。

このデッサンの数々は、かつてパムクが教鞭を執っていたコロンビア大学のインターネットサイトに対して隔離プロセスに関して行ったあるルポタージュで発表されたということが明らかとなった。パムクはこのルポタージュにおいて、1901年の三度目のペストの大流行の際に発生した事件の数々を物語った歴史小説である『ペストの夜』を隔離期間中に完成させようとしたと語った。

■新たなモチベーション

作家は、「私はこの小説を4年前に執筆を始めました。しかしいきなり、私が読んでいた、そして執筆をしていた全てのペストの物語が町の通りで実際に起こってしまったのです。これは私を驚かせましたし、ある期間私は執筆のペースを落とすことになりました。しかしながら今や小説を完成させるための新たなモチベーションが生まれたのです。」
パムクは小説中に、自身が執筆したデッサンの数々、写真そして地図を含め入れることも計画していると付け加えた。

オルハン・パムクは、チュクルジュマにある「無垢の博物館」に陳列されているケースのうちの40品のレプリカから成る展覧会が、中国の5都市を巡回する予定であったが、コロナウイルスの流行のために延期となったということも明らかにした。また昨年3月にシュタイデル出版社から二作目となる写真集『オレンジ』を刊行したこと、そしてフランスの出版社であるガリマール社との共同の出版プロジェクトが存在しているということも明らかにした。

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(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:49469)