ロシアがリビアへ傭兵を派遣
2020年07月06日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ロシアはハフタル将軍を支援するために、リビアに傭兵を送り続ける

【モスクワ:本紙】

「ロシアが、反政府勢力を率いるハリーファ・ハフタル将軍の民兵組織へ、シリア政権の支配地域からリビアに新たな傭兵集団を送り続けている」とシリアの情報筋は伝えた。

それによると、ロシアは約300人の傭兵をシリア政権が支配している東部デリゾール県から北部ラタキア県のフマイミーム空港基地に移送・駐留後、数日前に彼らを航空機でリビアに派遣した。

情報筋は、匿名を条件に「傭兵は、シリア国民防衛隊の民兵のほか、イラン系のファーティミーユーン旅団、ザイナビーユーン旅団、クドス旅団所属の民兵も含まれている」と明言した。

そのうち東部デリゾール県郊外ダブラーン村出身の8人は、元ISILのメンバーで、その後シリア政権と和解してクドス旅団に所属しているということだ。

さらに、戦闘員たちは、すでにシリアからリビアへ送られた数百人の戦闘員たちとロシアとの最新の報酬契約と同じ契約で、リビアへ派遣されたことも明らかにした。

契約期間は、3ヶ月で、更新可能。月額1000~1500米ドルの報酬を受け取るということだ。

(後略)

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( 翻訳者:森友冴 )
( 記事ID:49480 )