レバノン:経済状況の悪化に伴う自殺事件の多発
2020年07月04日付 al-Quds al-Arabi紙


■レバノン…24時間内に4件の自殺事件

【ベイルート:アナトリア通信】

レバノンの複数情報筋は土曜日、24時間内に同様の事件2例を記録した後、新たな2人の人物が自殺したと報じた。

地元メディアによると、レバノン国民のハーリド・ユースフ氏は(自身の)経済状況と生活費の高騰が原因で、レバノン南部で拳銃自殺した。

レバノンの複数情報筋は、年配の男性であるタウフィーク・F・H氏についても報じた。同氏は慢性疾患を患っていたために自宅バルコニーから身を投げた。

金曜日には、悪化する経済情勢に抗議する2人による自殺が新たにレバノン国民を揺さぶった。

レバノン国民であるアリー・ムハンマド・ハク氏は、首都ベイルートの中心に位置する「ハムラー」通りで経済的負担が原因で拳銃自殺した。

さらに地元メディアによると、レバノン警察は金曜日、別のレバノン国民1人が近頃の経済的苦境に苦しんだ末、サイダー市(レバノン南部)近くの自宅で首を吊っているのを発見した。

レバノンは内戦(1975-1990)の終結以来最悪の金融・経済危機を経験しており、これはレバノンの様々な地域で、生活状況の悪化を拒絶する民衆による日常的な抗議活動をもたらした。

現在レバノン国内市場では交換可能通貨が欠乏しており、レバノン・ポンドは米ドルに対して暴落している。

交換可能通貨を獲得するためレバノンの諸銀行が課している厳しい規制の中で、公式の交換レートが1米ドルあたりおよそ1561リラと設定されているのに対し、闇市場では1ドルあたり8000リラとなっている。

(後略)

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(翻訳者:ヘス木有那)
(記事ID:49520)